岐阜県の北西部にあるかの有名な白川郷。
念願叶って行くことができました!
白川郷
白川郷とは、岐阜県北部、庄川の源流部にある白川村の合掌造り集落のこと。
合掌造りとは、雪が積もりにくいように三角屋根でできた家屋のこと。
また、建築材の接合には木製のくさびや、ねそ(マンサク)などが使われていて、金属の釘やかすがいは使われていません。
ねそで締めた屋根の骨格は風雪に強く、年月とともに強度を増します。
現在荻町集落には114棟の合掌造り家屋が残っています。
荻町は、中世初期に形成され、1460年の内ヶ島氏家臣、荻町城主山下氏勝の入郷によって発展したそう。
1995年12月、ユネスコの世界遺産に登録されました。
駐車場はせせらぎ公園
展望台にある駐車場は無料、という情報をネットで仕入れたのだけど、村の中から展望台に行く道には「観光車通行禁止」と書いてあったので、諦めました。
(これ、中国だったら行ってるかも。笑)
せせらぎ公園の駐車場で1,000円払いました。
たっかー!!と思ったけれど、綺麗なお手洗いもあったので使い倒してやりましたよっ!( ・´ー・`)ドヤッ
(2回だけだけど笑)
※白川郷散策を天守閣展望台からせめる!という方は、国道360号を使ってぐるーっとまわって行けば展望台の駐車場(無料)▼を使えそうな雰囲気でした。
(※自己責任でお願いします。)
白川郷村めぐり
有名観光スポットに行くまでふらふらお散歩。
観光スポットでなくても、絵になる!
ちょうど、稲刈りの時期だった模様。
▼可愛いかかしさんたち。
▼天然の冷水で飲み物を冷やしていました。
▼コスモス?が綺麗に咲いていましたよ。
民家も、なんだか素敵。
城山天守閣展望台
天守展望台は丘?山?の上にあります。
麓から歩いて15分ほど。
▼展望台の駐車場です。
▼展望台から見た景色。村が一望できます。
展望台行きシャトルバス
和田家前から展望台行きバスが出ています。
時間:毎時00分、20分、40分発。
(※最終15:40)
料金:200円(車内で現金清算)
自分の車で行く場合
国道360号で行けます。
天守展望台の駐車場に車はとめられます。
長瀬家
長瀬家のこの家は五代目当主 民之助によって1890(明治23)年に建てられました。
長瀬家の建築には白川郷の自然の中で育った樹齢150~200年の天然檜や樹齢300~350年という栃、欅、桂の巨木が使用されています。
この五階建ての建築は3年の歳月をかけ、費用は当時の金で八百円、米百俵、酒十一石八斗ほどだったと言われています。
260年続く長瀬家は三代目当主までが漢方医でした。
三代目善作は加賀百万石 前田家の御典医を勤めていたため、前田家からもらった品も多く残っています。
1階は主な生活の場。
2階は使用人の寝室。
3階、4階は養蚕の作業場。
5階は薬草の干し場でした。
約500年前のものと言われている仏壇も見ものです。
2階、3階に上がることもできます。
昔農耕や養蚕で使っていた道具がずらりと並びます。
合掌造りは家族が生活するだけでなく、養蚕業、煙硝づくりといった労働集約業務をこなすのにも適した形態だったわけです。
葺き替え
2001(平成13)年、白川村で最大級であるこの長瀬家の合掌やめが80年ぶりに葺き替えられました。
村の人々、ボランティアの方、総勢500人で行ったそう。
1万2千束にも及ぶ萱(かや)の準備、屋根葺きの参加を頼みに近所をまわる「結願い」、当日の役割の配置、などで葺き替えの準備は1年ほどかかります。
女性たちは屋根葺き当日には参加者のお世話や賄いで2,000食もの弁当を作るそう。
長瀬家観光情報
●料金:
・大人:300円
・小学生 150円
●営業時間:9:00~17:00まで
和田家
300年以上の歴史をもつ白川郷最大級の規模を誇る合掌造り。
国指定重要文化財。
江戸時代名手や番所役人を務めた旧家。
▼和田家の図面
▼囲炉裏
やっぱり壁はすすで黒くなっていました。
燃えてしまわないように、天井は高め。
▼緑が綺麗なお庭もありました。
▼階段。けっこう急です。
▼和田家では、養蚕についての展示がどこよりも充実していました!
▼今も蚕(かいこ)を飼っているそう!
500もの蚕がここで孵化したそうです!
和田家観光情報
●料金:
・大人:300円
・小学生 150円
●営業時間:9:00~17:00まで
●定休日:不定休
●住所:白川村荻町997
●電話番号:05769-6-1058
神田家
江戸時代後期に加賀藩(現在の石川県)の宮大工が10年かけて建てたという合掌造りの民家。
昔は養蚕が主な営みで、床下では火薬の原料となる塩硝作りも行い生計をたてていました。
▼中に入ると立派な囲炉裏が。
周辺の壁や天井はすすで黒くなっていました。
▼畳のお部屋ではお茶をサービスしてくださっていました。
ちょうど中国人の団体さんが入ってきたのだけど、ガイドさんが
「ここにあるお茶は自由に飲んで大丈夫です。
でも、自分の水筒に入れて持ち帰らないでくださいね。」
と注意していて、ツボりました(笑)
中国の観光地(高速鉄道の中、駅でも!)では割とお湯をサービスしているところがあって、マイ水筒を持ち歩いている中国人さんは持って帰る習慣があるのですよね。
中国に住んでいる私は「わかるわかる」「あるよね~」とニヤニヤしながら見ていました。
話は戻りまして、中2階に上がります。
▼中2階の火見窓(ひみまど)
このお部屋からは先程の1階にあった囲炉裏が見えます。
独身男性はこのお部屋で夜、火を見守る役目がありました。
茅葺屋根は火がついたらすぐに燃えてしまうので、特に火には気をつける必要がありました。
▼「チョンナバリ」「根曲がりの木」(曲梁)
雪の重みに耐えて成長した木の部分を使って梁にしています。
2階に上がります。
このおうちではお酒造りの道具がたくさん置いてありました。
▼窓からは村が一望できます。
▼眼の前で茅葺きが見えますよ。
神田家観光情報
●料金:
・大人:300円(15名以上の団体:250円)
・小学生 150円(15名以上の団体:100円)
●営業時間:9:00~17:00まで
●定休日:不定休(12~2月は水曜休み)
●住所:白川村荻町796
●電話番号:05769-6-1072
明善寺庫裡郷土館
江戸時代末期に建てられた浄土真宗のお寺。
茅葺屋根のお寺ってとっても珍しい!!
合掌造りの庫裡は5階建て。
▼2階は郷土館として昔の農具や生活道具などを展示していまs。
ここは市が運営しているからか、館内にスタッフさんがたくさんいて、写真を撮るサービスをしていました。
写真を買うこともできるし(1,000円とかだったかな…?)ミニサイズのものは無料でくれます。
「『白川…?』と言ったら『GO!』と掛け声かけてくださいね、シャッターきるので。』
と言われます。
そして撮ってもらった写真は…▼
ちょっと恥ずかしがりながら「ゴー!」と言っているので、全く笑顔ではなく口は丸くびっくりしたみたいな状態で撮されました…
全然私の顔可愛くなかった…(笑)
何はともあれ良い記念になりました。
明善寺観光情報
●料金:
・大人:300円
・小中学生 100円
●営業時間:8:30~17:00まで
※12月~3月は9:00~16:00
●住所:白川村荻町679
●電話番号:05769-6-1009
以上、白川郷の見どころでした!
それでは今日はこの辺で!
再见ヽ('∀`○)ノ♡
Comments
こんにちは。もう10年くらい前ですが、白川郷に行ったことを思い出し、懐かしく読ませていただきました!
私は真夏に行き、エアコンもない中合掌造りの民家に宿泊しました。秋、冬もまた違った風景が見られそうで興味深いです。
中国人観光客の方々も増えていそうですね!ガイドさんの一言、さすがです(笑)
ふわふわさん♪
コメントありがとうございます♪
夏に行かれたんですねー!
エアコンないんですか…けっこう蒸しそうですよね。
冬の雪が積もった姿も一度見てみたいです!!
本当に中国人の観光客の方多かったです。久しぶりに日本を観光して逆カルチャーショックを受けました(笑)