松江の街を少し探検した後、庭園茶寮 みな美にランチを食べに行きました!
京町商店街の中にあるので商店街をフラフラと。
レトロで素敵な街並みでした。
おしゃれなお店がいっぱいあって見てるだけで楽しい〜♪
皆美館
みな美は、皆美館という旅館の中にあるレストラン。
皆美館は、明治二十一年五月に皆美家の当主、皆美清太郎氏が開いた旅館(旅籠)。
開業当時の部屋数は2階の3部屋だけだったそうです。
(今は17室)
皆美清太郎氏の奥様のユキさんという方が当時全てを切り盛りされていて、行き届いたおもてなし精神で人気になったそう。
芥川龍之介、川端康成、岡本太郎、志賀直哉、武者小路実篤らも泊まったらしく。
歴史を感じられて高まります!!!
島崎藤村も昭和2年に泊まりに来て、あまりの居心地の良さに延泊して、帰りに「芭蕉の言葉」を書いてプレゼントしたらしく。
しかもそれが今もまだ残っていて、床の間に飾られた「藤村の間」と呼ばれるお部屋があるそうです。
(泊まりたい。別に島崎藤村ファンとかじゃないけど実物見てみたい!)
庭園茶寮 みな美
▼皆美館入って右奥がレストランのみな美。
食べログ、脅威の3.60です!
高評価!!!
待っている間授乳をしたくて、授乳室があるか聞いたらないそうで。
1階入ってすぐのところにある、文人たちの墨字や墨絵が展示してある「いにしえラウンジ古都里」の扉を閉めてくださって、ここでしてくださいと言われて。
なんだかすごく申し訳なかったけど、贅沢な授乳だなぁと思いながら息子の腹ごしらえを一足お先に(笑)
単価高くて客層も高齢の方がメインボリュームっぽくて、子連れは少なそう。
予約していなかったというのもあるのか、お席は入口近くの端っこでした。
(気にしすぎなのかもしれないけどうるさいから端っこね〜という印象を受けてしまう被害妄想★)
有名な鯛茶漬け
どうやらこのレストランは鯛茶漬けが有名らしく。
松江七代目藩主、松平不味公ゆかりの鯛茶漬けらしいです。
そんな昔から鯛茶漬けってあったんやな!っていう発見。
皆美館初代板前長の西村常太郎氏が家伝料理として考案したものを、代々受け継いでいるそうです。
今ランチの鯛茶漬けは、
福 2,500円(税込2,750円)
禄 3,000円(税込3,300円)
寿 3,500円(税込3,850円)
の3種類あって、我々は2,500円の福にしてみました。
▼そぼろにした鯛の身、ゆでた卵の白身のみじん切り、裏ごしした黄身
これをご飯にのせます▼
鰹出汁がよく効いてて、けっこうさっぱりしていて美味しかった!
▼カレイの薄揚げもついてきました。
▼もう一つは花縁にしました。(メニューブレとるがな。)
3,000円。
美味しかったんだけど、鯛茶漬けもこちらの御膳も、食べ盛り←の我々(子どもじゃないんかい)にはちょっと量が少なくて物足りなさが否めなかった…!
これで3,000円は少しお高いのでは…!?と思ったのだけど、歴史のある建物の中で、綺麗な宍道湖の景色を見ながらいただけるランチ、とあればそれくらいするのかもな、と納得。
(全国旅行支援割引のしまねっこクーポンが使えたので痛みが少ないのもある。)
宍道湖と日本庭園
レストランから綺麗な日本庭園が見られるのだけど、いかんせん我々端っこでお庭が見えなかったので(←根に持ってる笑)お食事が終わった後外に出てお庭を見せてもらいました。
(レストラン利用者は外に出られるみたい)
宍道湖が見えて、美しい…!!!
▼ここに文人たちが泊まったのか〜と思うと感慨深いな。
▼あちらに見えますのは〜宍道湖大橋で〜ございます!
茶庵(なのか?)もありました。
西側の中心にある3本の松(たぶんこれ▲)は、中央の黒松を「夫」、赤松を「妻」、左の低い松を「子」と見立てて仲良く寄り添う親子の幸福な姿を表現しているそうです。
ご利益ありそう〜!
伝統ある旅館の中で、宍道湖を見ながら贅沢ランチがしたい!という方におすすめです。
皆美館もいつか一回泊まってみたいな〜!
庭園茶寮 みな美の情報
●住所:島根県松江市末次本町14 旅館皆美館 1F
●電話番号:0852-21-5131
●営業時間
(昼)【平日】11:30~14:30(L.O.14:00)
【土日祝】11:30~15:00(L.O.14:30)
(夜)17:30~21:00(L.O.20:00)
●定休日:毎週火曜日(祝祭日の場合は営業)
●皆美館の宿泊予約はこちら▼
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