清朝第2代皇帝ホンタイジ(太宗)と孝端文皇后(ボーアールジージーター氏)の陵墓、昭陵へ行きました!
昭陵
昭陵は清初関外三陵(1644年清が山海関を越え、北京に入城する以前の王家一族が葬られた陵=福陵、永陵、昭陵)の中でも一番広い陵墓。
市街の北にあるので北陵とも呼ばれています。
※福陵は東にあるので東陵と呼ばれています。
昭陵は1643年に建設が始まり、1651年に完成しました。
その後康煕帝、乾隆帝などによって改修されてきました。
まずは北陵公園に入ります。
北陵公園だけの場合は入場料は6元。
昭陵のチケット(4~10月は50元、10~3月は30元)があれば北陵公園の入場料はいりません。
たくさんのおじいちゃんおばあちゃんがダンスしていました。
▼けっこう大きめの団体!この後踊りだしましたよ。
神橋
1651年から建てられたもの。
長さは47メートル、幅12メートル。
神橋は明清朝の王陵でよく使われる建築物。
陵寝を飾り、守る役割があります。
▼おじいちゃんたちが空のペットボトルで作ったお手製の筆と水で道に字を書いていました。
正紅門
いざ、昭陵に入ります!
▼ここまでは北陵公園の入場料では入れませいたが、この先は昭陵のチケットが必要です。
神道
神道の両脇には天に向って吠える石獣が上部にある石柱華表や獅子、キリン、馬などの石獣が対になって並んでいます。
▼白馬
▼なんとも可愛らしいラクダさんが…!
英語でCamelって…違和感(笑)
▼像さんもいました。
神功聖徳碑亭
▼神道の真ん中には神功聖徳碑亭があります。
康煕帝が建てたもので、自筆の文が刻まれています。
方城
昭陵の中心地。
正門には隆恩門、四角には角楼があります。
方城の中心には隆恩殿があります。
この建築様式、ヌルハチのお墓、福陵と全く一緒です。
お墓にもしっかりした決まりがあったんだなぁ。
月牙城
▼このスペースが、新月の形をしているので月牙城と呼ばれています。
▼上から見るとわかりやすい!
宝城・地宮
宝城の中心には宝頂があり、宝頂の下にホンタイジと孝端文皇后が眠っています。
角楼
階段を登って角楼を近くで見たり、上から昭陵全体を眺めることもできます。
▼宝頂もよく見えます。
おまけ
おじさまおばさまたちが楽しそうに踊っていた北陵公園に、こんなものがありまして▼
なんだろうね〜と話しておりました。
私はバスケットゴールのようにボールを投げ入れるものなのかな?と予想しながらも、結局わからないままでおりました。
ら、昭陵を見た帰り道、わかりましたよ!!
▼おじちゃまおばちゃまたちの、荷物入れだった!!!
ロッカー的な!?
予想の斜め上を行く展開に、夫婦2人で大爆笑でした(笑)
いや〜、中国、楽しいよね。
観光情報
●住所:皇姑区泰山路12号
●電話番号:8690-1330
●営業時間:
・4月中旬~10月上旬:8:00~17:30
・10月中旬~4月上旬:8:30~16:30
●休日:年中無休
●入場料:
・北陵公園のみ:6元
・昭陵:4月中旬~10月上旬:50元、10月中旬~4月上旬:30元
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