瀋陽で、瀋陽故宮博物院に行きました!
北京に遷都する前の皇宮で、迫力がありました。
故宮があるのは北京と瀋陽だけ!
両方見られたことで、達成感がありました。
簡単ではありますが、ざっと見どころをご紹介します♪
瀋陽故宮博物院
女真族国家である後金が1625年、遼陽から瀋陽(当時は盛京)に遷都した際につくられました。
完成は1636年。
清朝建国の礎を築いた太祖ヌルハチ(1559~1626年)と第2代皇帝太宗ホンタイジ(1529~1643年)の二人はこの瀋陽故宮に住んでいました。
北京に遷都した後も、康煕帝、乾隆帝など清朝の歴代皇帝がこの地に行幸しています。
瀋陽故宮博物院は北京の故宮と並んで2004年に世界文化遺産に登録されました。
故宮があるのは北京と瀋陽だけです!
崇政殿
ホンタイジ(清朝第2代皇帝)が日常の軍務や政務の処理、外国の使臣と接見する際に使用した施設。
▼玉座
▼北京の故宮と同じ、「正大光明」が掲げられています。
大政殿
大政殿は瀋陽故宮の中でも最も古い建築物。
皇帝が式典を行う場所。
別称は八角殿、または八角亭。
1636年にはホンタイジにより大清国建国の式典が、1644年には順治帝の即位式がここで行われました。
▼玉座
▼外のお庭にあった岩山。
文溯閣
中でも私がお気に入りだったのはこの緑色のめずらしい建物、文溯閣。
《文溯阁四库全书》を保存するために1782年に建てられました。
鳳凰楼
皇帝の軍政を協議したり、宴会を行った場所。
3階建ての楼閣は当時瀋陽で最も高い建築物でした。
清寧宮
ホンタイジと孝端文皇后の宮殿。
東の部屋は”暖房”と呼ばれ、オンドルを設けていました。
西の部屋は非公式の宴会や薩満祭儀を行う神堂。
満州族の風習である南、西、北に設置した3つのオンドルは”万字のオンドル”(万字炕)と呼ばれていました。
▼西のオンドルには位牌、神棚、祭事の器具が並んでいます。
1643年ホンタイジはここで亡くなりました。
颐和殿
1746~1748年、皇太后が宮中で式典をする時や姫たちに会うために使っていた場所。
調度品がとても美しかったです。
その他展示物が充実!
瀋陽故宮の中の建物、ほぼ全ての中に展示物があります。
故宮自体がとても広いのと展示物の数が多いので大変ですが、本当に充実しているのでできる限り見ていただきたい!
▼皇帝が乗っていた籠
ドラマによく出てくるやつー!
清の時代のファッションや風習についての展示もたくさんありました。
清朝時代のドラマにはまっていて、ファッションについて調べたりしていたので、親近感をもって見ることができました~♪
▼結婚式の時の風習
瀋陽故宮博物院 観光情報
●住所:沈河区沈阳路171号
●電話番号:2484-1998
●営業時間
・10/11~4/9:9:00~16:30
・4/10~10/10:8:30~17:30
●休日:7~8月を除く月曜日午前中
●入場料:60元
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