初めて中国に来られる方、中国に出張に来られる方におすすめのアプリをまとめました。
支付宝や微信支付などの電子決済を持っていなくても使える、これだけは!というものを、初級編と題してご紹介します。
地図アプリ:百度地图
中国ではGoogle Mapが使えません。
かわりに「中国のGoogle」と呼ばれる、百度が出している百度地图(bǎidù dìtú)が便利です。
例 : 「百度一下」=調べてみて!
行き先の住所を中国語のまま(英語だと出てこないことが多いです。)まるっとコピーして、百度地图でペーストがおすすめです。
中国語ですが行き先の場所と、行き方も出てきます。
漢字が読める日本人ならなんとなく予想することも可能。
Google Mapと乗換案内(ナビタイム的な?)が一緒になっている感じで便利です。
オフライン使用方法
Google Mapと同様、地図をダウンロードしておけばオフラインで見ることもできます。
- 人型マークをクリック
2.【常用功能】の中にある【离线地图】(オフライン地図)をクリック
3. 【离线地图】(オフラインマップ)をクリック
4. 【城市列表】(都市リスト)をクリックして、ダウンロードしたい都市の【↓】をクリックするとダウンロードが始まります。
5. ダウンロードができたら、【下载管理】(ダウンロード管理)のところにダウンロードできた都市のリストが出てきます。
▼北京の地図をダウンロードした場合こんな表示が出ます。
これで、ネットがつながっていない状態、オフライン(機内モードなど)にしていても、現在地がGPSでわかります!
※場所の検索などはネットに繋がっていないとできないです。
その他地図アプリ
他にも高德地图というアプリもあります。
機能はほぼ一緒。
お好みで選んでください。
メッセージアプリ:微信 Wechat
言わずと知れたメッセージアプリ、微信 wēi xìn。
日本でいうLINEのようなもの。
中国ではLINEは規制されていて見ることができないので、出張者の方同志、中国現地スタッフとのコミュニケーションは微信を使うことが多いと思います。
朋友圈(フィード)というSNS機能がついていたり、ユーザー間でお金を送りあったり、お店で支払いもできる微信支付(Wechat Payment)機能がついていたりで、中国生活の必需品です。
(※微信支付に関しては、中国の銀行口座が必要=中国の電話番号が必要です。)
QRコードリーダー
微信は、QRコードリーダーとしても使えます。
トップ画面の右上【➕ 】をクリックすると3つ目に出てくる【扫一扫】(QRコードスキャン)を押せば、QRコードを読み取るカメラが作動します。
中国はQRコード文化!
情報をとるのも支払いもQRコードを使うことが多いです。
微信支付(WeChat Payment)でQRコードをスキャンして支払いする場合もこの【扫一扫】(スキャン)か、一番下の【收付款】を使います。
覚えておくと便利かも。
グルメ情報アプリ:大众点评
日本でいう食べログ、Rettyのような、グルメ情報アプリです。
今いる所の近くにあるレストラン、という調べ方や、地下鉄の●●駅付近のレストラン、などという調べ方もできるので、突然会食がキャンセルになった!今夜何食べたらいいかわからない!みたいな時に使えます。
点数(★の数)が高い且つ(ここ大事!)レビュー件数が多いお店であれば、
大きくはずれることは少ないかと思います。
(中国は選ぶお料理、行くタイミングなどにもよりますが…)
大众点评で、気になるお店を見つけたら、住所を中国語のまま(読めなくてもOK!)コピーして、
先ほどの地図アプリ百度地图でペーストすると、正確な場所がわかります。
トリップアドバイザーなどは住所情報が間違っていることがあるので大众点评+百度地图とのダブルチェックをおすすめします。
辞書アプリ:北辞郎
無料の中日辞書アプリです。
ネットに繋がっている必要があります。
常に内容が更新されているので、辞書には載っていないネット用語や最新の言葉なども出てきます。
最低限これさえあればなんとかなります!
その他中日辞典アプリ
▼有料ですが、超級クラウン中日辞典はオフラインでも使えます。
私も使っていますが↑の北辞郎にない単語もこちらにはあったりするので補完的に使っていますよ。
空気汚染指数チェックアプリ: Air Matters
中国といえば気になる空気。
今日は外出に向いてる?マスク必要?これから良くなる?というのを知るのにこのアプリが便利です。
▼こんな感じで今いる場所や、設定した都市の空気質指数(AQI=Air Quality Index)が表示されます。
私は北京、夫がよく出張で行く都市、東京、香港を設定していますよ。
▼どこが発表しているAQIを表示させるか選べます。
私は中国が発表している指数は…なので、アメリカ大使館が発表しているものを選んでいます。
より正確な数字を知りたいからね(笑)
VPN
中国ではLINE、Facebook、Instagram、Twitter、Gmail、Google Map、などが見られません。
どうしても見たい!という場合はVPNを繋ぐと見られます。
アプリではありませんがPCでも使えるVPNです。
▼セカイVPN。
2ヶ月無料なので試しに使ってみてください!
▼その他5つのVPNサービスを比較してみました。
LINEの注意点
LINEはSIMフリースマホなどで中国の電話番号のSIMカードを入れると使えなくなるので気をつけてください!
■2017/09 訂正!!
2017年9月末から、VPNを使えば中国の電話番号SIMカードでもLINEを使えるようになりました。
日本の電話番号SIMカードが入ったスマホは、VPNを繋げば使えます。
以上です。
安全で快適な中国トリップとなりますように。
再见!
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