殿そばを食べた後は、比叡山延暦寺へ!
比叡山延暦寺の歴史
平安時代に最澄が開創
比叡山延暦寺は、平安時代初期の788(延暦7)年に最澄によって開創された天台宗の総本山です。
日本仏教史の母山ともいうべき聖地。
奈良時代から法然上人(ほうねんしょうにん)、親鸞聖人(しんらんしょうにん)、日蓮聖人(にちれんしょうにん)などの名高い宗派の開祖が修行に訪れた就業場です。
信長が焼き討ち
戦国武将の浅井・朝倉両軍をかくまい、1571(元亀2)年に比叡山は織田信長から焼き討ちにあいました。
山内の堂塔伽羅のほとんどを焼失してしまいます。
その後、豊臣秀吉や徳川家康らによって再興されました。
比叡山延暦寺へ行く時の注意
車で比叡山延暦寺に行くには2種類の有料道路での行き方があります。
①奥比叡ドライブウェイ(北から延暦寺へ)
②比叡山ドライブウェイ(南から延暦寺へ)
この2つは運営会社が別なので、それぞれ通行料がかかります。
①奥比叡ドライブウェイ
横川から大津市仰木に続く約12kmの有料道路。
春には約1,000本の八重桜が咲き乱れ、秋には約2,000本の紅葉が綺麗だそう。
料金は
・片道:1,540円
・比叡山ドラ初ウェイとの縦走 :2,380円
営業時間は、
7:00〜23:00まで。
②比叡山ドライブウェイ
大津市の田の谷峠から延暦位東塔・比叡山の山頂に延びる約8kmの有料道路。
比叡山の山腹から大津市街や琵琶湖の南湖周辺を見渡せます。
料金は
・片道:840円
・往復:1670円
営業時間は、
7:00〜23:00まで。
(※季節によって異なるので随時確認をお願いします。)
通行料金が安くなるクーポン券あり!
こちらのクーポンを提示すれば通行料気にが割引になります!
※2019年3月まで!
印刷はこちらからどうぞ▼
比叡山延暦寺の観光のポイント
比叡山延暦寺は大きく分けて3つのエリアに分かれています。
①東塔(とうどう)
↑↓車で約2分
②西塔(さいとう)
↑↓車で約8分
③横川(よかわ)
それぞれかなり離れた場所にあるので、車移動が便利です。
または、3エリアを結ぶシャトルバス(1日フリー乗車券は800円)の利用が可能です。
横川(よかわ)
横川中堂
横川区域の本堂。
848年に創建されました。
朱塗りの舞台づくりの建物は全体を見た時に船が浮かんでいるように見えるのが特徴。
本尊として慈覚大師咲くの聖観音菩薩が祭られています。
元三大師堂(四季講堂)
元・三慈恵大師の住居跡。
おみくじの発祥の地といわれています。
東塔(とうどう)
延暦寺発祥の地。
三塔十六谷、150の堂宇の中心。
宿坊の延暦寺開館もあります。
大講堂
大日如来像が本尊。
左右には比叡山で修行した各宗派の宗祖の木造が祭られています。
僧侶が法華経の講義を聞き、お互いに問答をする学問修行の道場。
根本中堂
最澄が788年に創建したお堂。
最澄自作の本尊薬師如来像の前には1200年以上消えることなく「不滅の法灯」が灯り続けています。
2016年から約10年に及ぶ大改修が行われていて、私たちが行った時もプレハブに囲まれて改修されていました。
中に入ってみることはできました!
これはこれで貴重かも!
▼改装のあらまし
法華総持院
▲阿弥陀堂
最澄が日本をまもるために全国に6箇所建立した宝塔のひとつとされる東塔と、本尊が阿弥陀如来の阿弥陀堂などからなる。
▼阿弥陀如来
▼東塔
この東塔は1980年に再建されたものです。
戒壇院
天台宗の僧侶が僧になることを誓うお堂。
内陣には釈迦如来と分殊菩薩、弥勒菩薩が祀られています。
建物は1678(延宝6)年の再建によるものだそうです。
西塔
私たちが行ったときは閉堂してしまっていたので実際には行けませんでした…(T_T)ので写真はありません。
にない堂
同じ形の常行堂と法華堂。
弁慶がその渡り廊下をてんびん棒にして肩を入れて、二つのお堂をかついだという伝説から「弁慶のにない堂」と呼ばれているそうです。
釈迦堂
山内最古の建物。
西塔の本堂で、正式には「転法輪堂」と言いますが、本尊の釈迦如来像にちなんで釈迦堂と呼ばれています。
信長焼き討ち後に豊臣秀吉が大津の三井寺から移築しました。
本尊は最澄自作の釈迦如来。
観光情報
●住所:大津市坂本本町4220
●電話番号:077-578-0001
●料金:東塔、西塔、横川共通券
・大人:700円
・中高生:500円
・小学生:300円
延暦寺巡拝量と比叡山国宝殿拝観料(セット料金)
・大人:1,200円
・中高生:800円
●営業時間:
・東塔:8:30〜16:30(閉堂)
・西塔・横川:9:00〜16:00(閉堂)
Comments