こんにちは!
ヒナ、6ヶ月になるにあたって、そろそろネントレをしたいなと思い、『「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド ママと赤ちゃんのぐっすり本』を読みました。
赤ちゃんの睡眠で知っておくべき基礎知識
今後忘れた時に見返すためにこの本に書いてあった基礎知識をまとめておきます。
眠い合図
・あくびをする
・ぐずる
・目をこする
・そわそわする
・目を大きく開く
・叫ぶ
・顔をこすりつける
・耳をひっぱる
・顔をこする
・反応が遅くなる
・おもちゃに興味がなくなる
・背中を反らせる
・転ぶ
・ものにぶつかる
月齢別の活動時間、睡眠時間の目安
月齢 | 活動時間の目安 | ベストな睡眠時間 |
0〜1ヶ月 | 〜約40分 | 約14〜17時間 |
1〜2ヶ月 | 約40分〜1時間 | |
2〜3ヶ月 | 約1時間〜1時間20分 | |
4〜5ヶ月 | 約1時間20分〜1時間30分 | 約12〜15時間 |
6〜8ヶ月 | 約2時間〜2時間30分 | |
9ヶ月 | 約2時間30分〜3時間 | |
10〜1歳2ヶ月 | 約3時間30分〜4時間 | |
1歳3ヶ月〜1歳半 | 約4〜6時間 | 約10〜13時間 |
1歳半〜3歳 | 約6時間 | |
4〜5歳 | 約5〜12時間 |
この活動時間を超えると疲れすぎの可能性大。
疲れすぎると、本来は自然な目覚めを促すストレスホルモンのコルチゾールが分泌されて交感神経の活動が高まり、逆に興奮してしまう。
睡眠の効能
・精神を活発にしたり、落ち着かせたりする力の源となる
・眠るたびに脳のバッテリーが充電される
・室の良い睡眠は脳の力を高める
・循環器系を強くする
・ストレスを解消する
・頭がすっきりとし記憶力がアップする
・糖の代謝を高めて肥満を防ぐ
・物事に対する認識を深め気分を高める
・体力を回復させ免疫力を高める
睡眠の土台
睡眠で大事な土台は3つ。
これを理解せずにネントレを始めてしまうのは危険。
①睡眠環境〜寝室など睡眠にかかわる環境
②幸福度〜子どもとのコミュニケーションやママなど保育者の心の安定
③ねんねルーティン〜生活リズム
①睡眠環境〜寝室など睡眠にかかわる環境
ポイントは、寝付いた時と同じ環境が起きる時間までずっと続いていること
・光
メラトニンは夜間に盛んに分泌され、夜になると眠くなり質のいい睡眠がとれるようになる。
朝日光を15分程度浴びることでセロトニンという気分の安定に大切な神経伝達物質の合成、分泌量が増える。
このセロトニンがあってはじめてメラトニンが盛んに合成、分泌される。
メラトニンは生後3ヶ月頃から体内で合成、分泌されるようになる。
起きたらカーテンを開けて日光を浴びること!
可能ならお散歩に行くとなおよし。
テレビ、パソコン、スマホ、タブレットから発せられるブルーライトはブルーの短い波長が脳を活動的にして、睡眠に必要なメラトニンの分泌を抑制する。
そのため、就寝前に浴びると体内時計や自立神経が乱れてしまう。
天井の常夜灯は明るすぎるので、オムツ替えなどで暗い場合は暖色系のおやすみライトが良い。
・音
子どもが安心して眠れる音は
・テレビやラジオなどのシャーっという砂嵐の音
・波の音や小川のせせらぎなどのゆらぎのある自然音
無音だとかえって不安に感じる赤ちゃんもいる。
夜中赤ちゃんが「あー、うー」と声を出しても反応する必要はない。
・部屋の温度と湿度
睡眠の最適温度は20〜22度。
湿度は40〜60%。
加湿器はスチーム式以外の、カビや雑菌が発生しにくいタイプが良い。
・寝るときの服装
2歳までの赤ちゃんは、SIDS(乳幼児突然死症候群)を防ぐために、掛け布団は使わず、おくるみ(スワドル)やスリーパーを利用するのが良い。
・安全性
親と同室で寝床が別、というのが良い。
②幸福度〜子どもとのコミュニケーションやママなど保育者の心の安定
子どもの幸福度が高いと睡眠がスムーズに進む。
子どもの幸福度は親の幸福度とリンクする。
とにかくママは自分を大切にすること!
シャンパンタワーの一番上がママ。
その下が子ども。
一番上が満たされていないと、下の子どもにまで水がいかない。
③ねんねルーティン〜生活リズム
子どもは次に何をするかがわかると安心するうえ、その流れに体も慣れてリズムができる。
お風呂から上がって電気を消すまでの時間が約45分で終わるのが良い。
子どもが寝る前に興奮して遊んでいる場合はコソコソ話程度の音量で絵本を読んで落ち着かせる。
とにかく一貫性が大事!
ネントレのやり方
方法は2つ。
・子どもとの距離を少しずつ離していく「フェイドアウトメソッド」
・子どもと離れる時間を伸ばしていく「タイムメソッド」
①フェイドアウトメソッド
子どもを部屋にひとりにせず、寝るまでサポートする。
約2週間かけて近くで見守りながらちょっとずつ距離をあけていく方法。
デメリット
・時間がかかる。
・目の前で泣かれることもあるため親が辛い。
・下の子がいる場合は難しい。
②タイムメソッド
子どもが起きた状態でベッドに置き、ママは部屋を出る。
泣いてもすぐに部屋に入らず、決められた時間の間隔で部屋に入り、少しずつ間隔をあけていく方法。
子どもの部屋から出ている時間を長くしていくが寝るまでひとりにはしない。
メリット
・比較的泣きがおさまるのが早い。
・下の子がいる場合でも挑戦しやすい。
デメリット
・泣きの程度がフェイド・アウトメソッドよりも一時的に激しくなる。
ネントレの注意点
・最低でも2週間は毎日同じ方法を継続する。
・昼寝のネントレはメラトニンの分泌も少ないため、1〜3ヶ月かかることもある。
夜の睡眠改善後に行った方がうまくいく。
・ママ・パパの強い意思がないと進まない!
一貫性をもってトレーニングをやり続けること。
・激しく泣いたら
声がけ→トントン→抱っこ、の順番。
完全に寝つく前にあやすのをやめること。
以上、『「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド ママと赤ちゃんのぐっすり本』を読んで勉強したことでした!
特にネントレの方法は参考になりました。
一貫性をもって、淡々と、日常を繰り返していこうと思います!
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