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[上海]上海観光の定番【豫園】1559年に潘允端がお父さんのために建てた庭園。見どころなど

豫園 上海

アテンドで、上海の豫園に行ってきました。

豫園のまわりのお買い物街(?)は特に入場料もいらず雰囲気を味わえるので何度か行っていますが、豫園の中に入るのは実は初!

▼豫園のまわりのお買い物街

豫園

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豫園

豫園とは、明代の役人、潘允端が父 潘恩のために19年かけて造った私庭。

“豫”は“平安”や“安泰”といった意味があり、“豫悦老亲”(お父さんを喜ばせる)という願いが込められています。

1559年に着工されました。

もともとは約70亩(1亩666.667平方メートル✕70=46,663平方メートル)の敷地でした。

造園を指揮したのは名工の张南阳。

当時の人々は、その美しさから、“奇秀甲于东南”,“东南名园冠”(江南の名園の中でも一番)と褒め称えたそうです。

1601年に潘允端が亡くなると潘家は衰退していきました。

1760年に当時の豊かな商家たちが豫園を買い、20年の歳月をかけて舞台や山石を造り改築していきました。

当時は城隍庙东に東園があったため、西側にあった豫園は西園と呼ばれていました。

1842年にアヘン戦争が始まると英国軍が豫園を占領。

1853年には太平天国革命という動きが上海で起こり、その際に豫園は破壊されてしまいました。

1956年から5年間、大規模な修繕がされ、1961年9月に一般公開されました。

1982年には全国重点文物保护单位に指定されました。

豫園

こちらが豫園の入口▲

豫園

大事なことなのでもう一度。豫園の“豫”は“平安”や“安泰”といった意味があり、“豫悦老亲”(お父さんを喜ばせる)という願いが込められています。

縁起がよいお名前。

園内は5つの景観区と内園に分かれています。

豫園

豫園

▲大きな池が何個もあります。

▼緑の屋根が涼しげで素敵

豫園

けっこう似たような景色がたくさんあるので、中国人さんも日本人観光客もあちらこちらで

「あれ?ここさっき来なかったっけ?」

「ここさっき見たよね?」みたいな会話しています(笑)

我々もどこにいるのか何を見たのかわからなくなっていました。

ざっとまとめておきます♪

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三穗堂景区

大假山

上海豫園

▲浙江の武康黄石でできた岩山。

明の時代の张南阳が造ったもので唯一現存している作品。

高さ14メートル、幅は40メートルほどの大きさ。

重点保护文物に指定。

上海豫園

萃秀堂

上海豫園

萃秀堂は大假山の北東にあります。

1760年(清乾隆二十五年)に建築が始まり、1770年に完成。

窓からは大假山が近くに見えるそうです。

上海豫園

 

▼10月の末だったけれど綺麗なお花が咲いていました。

上海豫園

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点春堂景区

穿云龙墙

▼大きな龍が壁の上に!!

上海豫園

点春堂の西側にあります。

瓦で龍の鱗を表現しています。

上海豫園

凤舞鸾吟

上海豫園

打唱台とも呼ばれています。

歌う舞台。

台前の彫刻が美しいです。

快楼

上海豫園

2階建ての楼閣。

2階は快楼、1階は延爽阁と呼ばれています。

上海豫園

点春堂

上海豫園

5つの大きなお部屋があります。

梁柱には花纹が彫られており、金箔が貼られています。

清の時代、福建省出身の洋貨商人、花糖がここで事務所をかまえたため、“花糖公墅”と呼ばれていました。

堂内には清代後期の画家、任伯年の巨幅国画《观剑图》が掛けられています。

その両側には書道家 沈尹默が書いた对联:“胆量包空廓,心源留粹精”が掛けられています。

 

 

上海豫園

上海豫園

▼煦堂の西にある双龙戏珠

上海豫園

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会景楼景区

三曲桥

上海豫園

流觞亭の横にあるくねくねした橋が三曲桥。

橋の西側にあるのが浣云假山。

 

上海豫園

上海豫園

上海豫園

上海豫園

照壁

上海豫園

れんがでできた壁。

“寰中大快”(近くに幸せはある)と書いてあります。

 

上海豫園

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内园景区

古戏台

上海豫園

1888年に建設開始された舞台。

“江南园林第一台”(江南の庭園の中にある一番の舞台)と褒め称えられています。

舞台の幅は約7メートル。

舞台の正面には狮子、凤凰、双龙戏珠、戏文人物などが彫られており金箔が貼られています。

舞台の両側には对联があり、著名な舞台芸術家、俞振飞の自筆で、“天增岁月人增寿,云想衣裳花想容”と書かれています。

舞台の正面にある还云楼にはVIP席が設けられ、清代の茶卓、木製の腰掛け椅子が置かれています。

両側には長い廊下があり、明時代の茶卓と紅木でできた椅子が置かれており、全部で200ほどの観客席がありました。

総面積は600平方米もの広さになります。

观涛楼

上海豫園

3階建ての木造建築。

昔は”小灵台”と呼ばれていました。

清の時代、城東では一番高い建物でした。

ここに登ると、”沪城八景”のひとつである、”黄浦秋涛”が見られることから、观(=観)涛楼という名がつきました。

 

 

緑豊かな庭園で、400年前の時代へタイムトリップした気分になりました♪

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観光情報

●住所:黄浦区安仁街218号

●電話番号:6326-0830

●営業時間:

・3月1日〜10月31日まで:8:30-17:30

・11月1日〜2月28日まで:8:30-17:00

●入場料:

・4〜6月、9〜11月:40元

・1〜3月、7、8、12月:30元

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