アテンドで故宮博物館に行ったあと、すぐ北にある景山公園に行ってきました。
故宮博物院(紫禁城)の一番北の神武門から外に出て、地下通路を渡ると北にある景山公園につきます。
前回行った時は南門から入れましたが、今回行った時は南門付近を改修していて入れなかったので、ぐるっと西にまわって西門から入りました。
景山公園
景山公園の歴史
景山公園は23万㎡の広さをもつ公園で、園内南側にある人工の山、景山の高さは43m(海抜は108m)からは故宮を見下ろせます。
その昔、北海を造った時に、北海の琼华岛の余った土をここに積んだと言われています。
13世紀中頃にはこのあたりは都の庭園として“后苑”と呼ばれていました。当時苑内は8万㎡の広さ。
元代の皇帝たちはここで自ら農作業をして民に示したと言われています。
景山の丘は当時“青山”や“镇山”と呼ばれていました。
明の時代には朝廷が景山に石炭を置いていたことから、“煤山”とも呼ばれていました。
明の《北京城宫殿之图》(宮城県東北大学図書館が保管)には、この場所は“梓金山”と書かれています。
1644年、李自将軍に北京城を攻め入れられた明の最後の皇帝、崇祯皇帝は景山の槐(えんじゅ)の木で首をつってなくなったと言われています。この木は“罪槐”と呼ばれ、鉄の鎖が巻かれ、皇族たちはこの側を通る時、馬から降りて歩いて通らなくてはいけなかったそうです。
1651年(顺治八年)、この山は景山という名前に変わりました。
乾隆の時代には山の裏には绮望楼、五方佛亭などを建設。中心には万春亭、東側には观妙亭と周赏亭、西側には芳亭と富览亭をつくりました。
景山は1928年に公園として一般公開されるようになりました。
1957年に北京市文物保護单位に、2001年には全国重点文物保護单位に指定されました。
景山公園の入場料は2元
景山公園の入場料は、シーズンに限らず2元(約32円)です。
安い♡
チケットを買ったらこの門をくぐって入場です。
万春亭から故宮が一望できる!
少し歩くと、ちょっと高い丘に続く階段が見えてくるのでそこを登ります。
目指すは万春亭!
(人がみんな登っていくのですぐわかります。)
いろんな行き方があります。
▼万春亭に登りました!
たくさんの人がおのおの写真撮影しています。
▼ずーっと歩いてきた故宮が一望できて、なかなか感動します。
本当に広い!
▼北側を見るとこんな景色。
▼自撮りしている中国人さんに負けず私たちも撮影大会しました(笑)
北京ならでは!の写真撮影におすすめのスポットです。
北京紫禁城(故宮博物館)に観光の際はぜひついでに寄ってみてください♪
観光情報
●住所:西城区景山西街44号
●電話番号:6403-8098
●営業時間:
・4〜10月:6:00〜21:00
・11〜3月:6:30〜20:00
●休日:休みなし
●入場料金:2元
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