旧満州国の首都「新京」があった、長春に行ってきました♪
日本人として、中国にいるうちに一度はこの目で見ておきたかった場所です。
今回は寝台列車に乗って夜出発して朝に到着しました!
北京駅から出発
私たちが今回乗った長春行きの便はZ63!
北京駅出発です。
(北京には北京南駅、北京西駅、北京駅と複数の長距離列車駅があるので注意!)
今回は、たまった12306ポイントを使って、チケットをとりました!
なので実質無料♡
▼外国人は有人の窓口に行って取票(qŭ piào)(=アプリで予約していたチケットを受けとること)します。
临时身份证互联网取票窗口という窓口!
▼今回はポイントでとったので、チケットには “赠” と記されていました!お初ー♪
チケットをとったら、进站口から駅に入ります。
上りのエスカレーターがたくさん!
▼私たちが乗る長春行きZ63は7候车室から出発です!
時間になったら检票(jiǎn piào=チケットチェック)を受けてホームに向かいます。
ホームに下りていきます!
これはブログで何回も言ってるけど、日本は新幹線乗り場は下からホームに上がるのだけど、中国は上からホームに下りることが多くて、この列車とホームを見られる場面、いつもテンション上がるのです。
▼北京と長春を結ぶ列車です。
▼今回はポイント残高の関係で硬卧(3段ベッド)の席です。
私は寝る時間以外座っていられる下铺(一番下の席)が好き。
中铺や上铺の人は廊下の椅子に座ります。
出発は20:50。
消灯になったのは22:10頃。
※软卧(高い2段ベッドの席)の場合は個室ごとに電気をつけたり消したりできますが、安い硬卧の場合は車両ごとに管理されています。
▼消灯の22:10頃はこのあたりにいました。
▼なかなか寝付けなかった23:24頃はこのあたり。
私たちの席硬卧は3段ベッドが2セットでひとつの部屋なのだけど、同じ部屋の中铺の席の30代の男性のいびきがめちゃくちゃすごくて。
なかなか寝付けないなぁと思って起きておりました。
ら、隣の下铺(一番下の席)の20代女性が、上の中铺の男性のいびきにイライラしていまして(笑)、「なんでこんなにうるさいのよ!」と声を出してキレだしたかと思えば、足でガンガン上のベッドを蹴り上げたり手で叩き始めました。
「つ、つえー!」とビビる私(笑)
うるさいと思いつつも自己主張せずに頑張っておとなしくしていました。
彼もわざとやってるわけではないしどうしようもないもんね…。
そして深夜3時頃、とうとう寝付けなかった彼女はPCを開いてお仕事?論文書き?を始めました。
中铺の彼のいびきと下铺の彼女のPCの明かりのダブルパンチでまた寝付けなくなる私…(笑)
ここで図太く寝られないあたり、まだまだ修行が足りません(笑)
▼朝の4:30頃、寝られないので地図を見てみると瀋陽を過ぎていました。
▼5:42の時点でようやく長春に近づいてきました。
もともと6時過ぎに到着予定だったのもあり、ほとんどの乗客さんたちは起きていました。
先程のいびきの彼の上の席だったおばちゃん(他人)、起きてきていびきの彼に、
「あなたのいびきがうるさすぎて昨日一睡もできなかったわよ!」と直接抗議(笑)
直接伝えちゃうあたり、このおばちゃんもつえーな!と(笑)
寝不足状態でしたが、こういう旅のハプニングって、意外に面白くて記憶に残るのですよね。
こういうのを経験したくて列車で旅をしているようなところあります、正直。
長春に到着!
▼長春駅が見えてきました
3月中旬なのに、珍しく雪が降った日で、線路に雪が積もっています!
到着は1時間ほど遅れて7:15頃。
▼ホームに降り立つ!
雪が降っていました。
ホームまで真っ白。
長春駅からタクシーに乗ろうとしましたが、突然の雪で交通機関麻痺してるのか、すごい行列+タクシー全然来ない…!
ということで諦めて滴滴をつかまえることにしました。
▼駅の外に出ます。
ところが突然の雪のために需要に対して供給が間に合っておらず、駅前のマックでしばらく待ってみたけれど、結局滴滴も捕まりませんでした。
なので地下鉄に乗ってホテルまで向かいましたよ。
地下鉄の最寄り駅からホテルまでは1km弱ほどあったので、雪道に滑らないように慎重に歩きました!
いやはやなんとも面白い長距離列車の旅になりました。
続く
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