『母親が知らないとツライ女の子の育て方』(江藤真規)思春期の娘を育てるお母さんへのメッセージがたくさん。叱る時褒める時に気をつけること!

3.5
『母親が知らないとツライ女の子の育て方』by江藤真規 育児

こんにちは!

娘のヒナが生まれて、

これからどんな風に育てていこうかな〜と考えていて

参考にしたいと思い

江藤真規さんの『母親が知らないとツライ女の子の育て方』を

読んでみました!

思春期の女の子を育ててるお母さんに向けてのメッセージが多くて

まだ3ヶ月のヒナを育ててる私には早いかなぁと思ったけれど

将来への心構えができたのと

まだ小さいヒナを育てる上でも有益だと思えるメッセージがいくつかありました!

女の子だけじゃなくて男の子を育てているママさんにも

共通するポイントはたくさんあると思います。

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3章 母親の言い方で変わる!娘の心に響く「叱り方」「ほめ方」

『母親が知らないとツライ女の子の育て方』by江藤真規

まだ小さいヒナに対しても使えるな、と思えた内容は

主に3章の「母親の言い方で変わる!娘の心に響く『叱り方』、『ほめ方』」に多くありました。

心に響いたものをメモとして残しておきます。

お母さんがどう思っているか=アイ・メッセージを伝える(P95)

「そんなことをしたらどう思われるか」

「世間様に恥ずかしい」

というのは娘の心に響かない。

特に思春期の子どもは、親が世間体を気にしている姿を嫌う

世間がどうこうではなく、自分(お母さん)が大切な「あなた」をどう思っているかを伝えるべき。

これをアイ・メッセージという。

お母さんはそんなことをするのは良くないと思うよ。」

と言った方が、命令でも強制でもないので子どもの心に届く。

兄弟姉妹や友達を引き合いに出して叱らない(P96)

「お姉ちゃんはできるのになんであなたはできないの」

「○○くんはあんなに勉強してるのにあなたは全然やらない」

など身近な人を引き合いに出して優劣をつけると、親の想像以上に子どもを傷つけてしまうのでNG。

優劣をつけるのではなく、子どもの個性を言語化するのが良い。

たとえば、

「お姉ちゃんは決めたことをやりとげるね」

「あなたは人の気持ちをすくい取ることができるね」

など。

叱る時は人格否定せずに事柄を叱る(P100)

叱る時はやった「事柄」を取り出して、その間違いを正す。

人格否定はだめ

☓「図書館の本を半年も返さずほったらかすなんて、あなたって人は本当にだらしがない!」

○「図書館の本を半年も借りっぱなしなのは悪いことだよ。」

・図書館のルールに従わないこと

・他に借りたい人がいるのに貸せない状況を作っていること

→やっていることが人のためにも自分のためにもならない

 

☓「ウソばっかりつくんだから!この先どうなっちゃうんだか」

○「嘘をつくのは良くないよ。」

・嘘をつくということは周囲が迷惑する、傷つく

・一度嘘をつくと、それを補うために、また嘘を重ねないといけない。

・エネルギーの無駄遣いになるし、嘘をついている本人は苦しい気分になる。

→やっていることが人のためにも自分のためにもならない

「あなたらしいね」が最高の褒め言葉(P102)

褒める目的は「受け入れること」「認めること」。

「あなたらしさ」をまるごと認めて受け入れていることを伝えるのにベストな褒め言葉は

あなたらしいね」。

たくさん認められて育った子は自信がついて、人も認めることができる。

自己肯定感がある子は他人のことも肯定できるようになる。

これからの共生の時代、人のいいところを見つけて仲間になる力は大事。

子どもが嘘をついたら自分を見直す(P104)

子どもが嘘をついたら、普段の言い方や叱り方を見直す必要がある。

母親から決めつけられてしまって本当のことが言えなかった、

叱られると思って黙っていた、など

嘘をついてしまう理由がある。

 

 

ヒナが思春期を迎える頃にまた読んでみたいなぁ。

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