▼西宁1日目:青海湖ツアー
▼西宁2日目:市内一日観光&食べ歩き
と、西宁で丸2日間遊んだ後、
西宁 20:30発のZ6811に乗っていざラサへ!!
▼西宁站
青藏铁路
西宁が始発駅だったので、遅れませんでした。
(始発じゃない電車もあるので要注意!)
▼青藏铁路、乗ってみたかった電車です!!
チベットは外国人の場合ビザがないと入れない&観光地は現地ガイドと一緒でなくては入れないので、あらかじめ旅行会社にビザとツアーを申し込んでおく必要があります。
旅行会社がビザをデータで送ってくれるので、それを印刷して持っておきます。
電車に乗る前にこのビザのコピーをチェックされます。これがないと電車に乗れません。
※飛行機で行く場合はビザの原本を持っている必要があります。
▼この2枚の書類が必要。
▼どの旅行会社のどのツアーグループがわかるもの。
無事チェックも通過して、乗ります。
車内は北京→兰州とほぼ同じつくり。
鉄道の長旅を快適に過ごす優秀アイテムについての記事はこちら▼
▼綺麗な洗面所もついています。
※トイレは和式。
高山病対策
西宁は標高2,200m、拉萨(ラサ)は3,650m。
念のため、事前に買っておいた、高山病対策の薬を飲んでおきます。▼
▼中国人のお友達に教えてもらって一号店(中国のネット通販)で買った薬はこれ。
高原安が高山病用のお薬。
西洋参含片は疲労回復用。
一番上の晕车贴(酔い止め薬)はおまけでついてきました。
旅行者健康カード記入
電車に乗ってしばらくすると車掌さんが、チケット確認時にこの紙を持ってきて、記入するように指示されます。
▼住所も電話番号も必ず記入するようにと言われます。
日本の住所、電話番号でもOK。
ちゃんと健康ですよ、標高3,000mでも問題ない状態ですよ、という内容です。
まだこの時点では3,000m行ってないからこの先どうなるかわからないけどね(笑)
呼吸器系や心臓などに疾患、糖尿病などの病気を患ってる方はこの先行けません。
よくジェットコースターに書いてある注意書きみたい…。
北京→兰州で乗った時と同じように、このカード▼とチケットを交換します。
また降りる前にチケットと交換です。
車内
今回は2人とも下铺の软卧をとれました!
下だと荷物置けたり座れたりで便利だし、窓があって外が見られるのでいつも第一希望は下铺の我が家です。
▼早速ちらかっておる…。
同じ部屋になったのは大連から来た中国人さん(女性)と、シンガポール人さん(男性)。
大連中国人さんは隣に家族がいるのでほとんどお隣の部屋にいたのであまり話しませんでした。
シンガポール人さんはお仕事の有給をとって10日間ほどチベットを旅するそうです。
夫とipadでコードブルーを見て、22時頃就寝しました。
中国人さん方寝るの早いから電気を消すために私たちも早めに、ね!
翌日
朝起きたら…空が青い!建物が何もない!人っこ1人いない!という中国らしからぬ景色が目の前に。
▼線路と電車の影が草原に映る。
▼途中とっても大きくて綺麗な湖の側を通りました。
▼羊や馬、牛など動物もたくさん見ましたよ。
▼中国内にもこんな場所があるんですね!
到着
22時間の長旅を経て、ようやく念願の地、拉萨(ラサ)にたどり着きました!
ホテルへ
旅行会社のガイドさんが迎えに来てくれるはずなのだけど、電話したら30分ほど遅れると。
事前に私たちが乗る電車の便も伝えてるのに!ありえない!!と、夫、キレる(笑)
2日間お風呂に入っていないから早くホテル行ってシャワー浴びたかったのと、できるだけ長くラサを散策したかったので、夫が旅行会社に、「自分たちでタクシー乗っていくからタクシー代負担して!」と交渉してくれて、OKが出たので自分たちでホテルに向かいました。
拉萨站前で拾うタクシーはメーターを使わずに言い値なので交渉が必要。
60元、50元とふっかけられながら、45元で乗せてくれるおじちゃんに決定!
(あとで領収書を渡して旅行会社に払ってもらいます。ただしここではメーターを使ってくれないから領収書が出せない…ので、前日に乗せたお客さんに渡さなかった領収書をいただきました。旅行会社に電話で確認したらそれでもOKとのこと。OKなんかーい!と思ったけど助かった。)
タクシーの運転手さんはサービス精神旺盛でよく喋ってくれます。
母国語は藏语(チベット語)で、中国語はタクシーの運転手を始めた頃、13年前から喋りながら覚えた、と言っていました。すごいなぁペラペラだった。今の学生さんたちは小学校から中国語(普通话)の授業があるから、若者たちは中国語ペラペラです。
2人の運転手さんで1台のタクシーの車をシェアしていて、1日12時間走らせて収入はだいたい月5,000元(約84,000円)だよ〜と、聞いてないのに裏の裏事情まで教えてくれました(笑)こういうのさらっと話すあたり、中国人っぽいなぁと思ったけれども、チベット族としての誇りがある彼にはそんなことは言えません。
チベット仏教を敬虔に信仰しているから、近くの四川の人々のように、動物の内臓から手足、皮までなんでもかんでも食べてしまう奴らは嫌いだ!野蛮だ!と言っていました。これまた私、ホルモンが大好物だなんて口が裂けても言えなかった。。
ホテル到着
そんなこんなしている間にホテルに着きました!
泊まったのは 剛堅拉薩飯店 Gang-Gyan Lhasa hotel
中がチベット風にカラフルです。
外人さんが多く泊まっているようでした。
▼お部屋はこんな感じ。
▼シャワーがめずらしいタイプ。
今まで中国人に紛れながら中国を旅してきた私たちの、「外国人として」のチベット旅が、いよいよ始まります。
つづく
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Comments
いろんなところに旅するって夢なので、読んでてすごい興味深かったです。今16歳で一緒に旅をしてくれるような友人もまだいなくて、一人で上手に旅をする自信も経験も全くないんですが、それでもいつかチベット高原行ってみたいです..!
Corneさん
コメントいただいていたのにお返事が遅くなってしまって本当にごめんなさい!
ブログを読んでくださってありがとうございました(^^)
16歳!まだまだこれからチャンスはたくさんあるので、ぜひいろいろなところに行ってみてください!
若いうちの旅行ほど価値のあるお金・時間の使い方はないと断言します!
まずは近場から、数行くとだんだん自信がつきますよ(^^)
思い出して、確認してみて良かったです!!お返事もらえただけでとても嬉しいのでお気になさらず!コメントした時もそうでしたが、ずっと毎日元気が全く出ずバイトもすぐに辞めてしまってかなりの時間停滞していました。だけどこれをきっかけにまたバイトして、近場からどんどん行こうと考えます!ありがとうございます!!
Corneさん
またまたお返事遅くなってしまってごめんなさい!
コメント、いただいていて、最近ブログの管理画面を見ていなかったので、私の承認ができていなかったです…!!
お手間をとらせてしまってごめんなさい!
そうだったのですね!
そういう時、ありますよね。
私も長い間停滞していた時期が何度か、今もあります。
人生は長距離走なので、こういう時は焦らずに、淡々と、ゆっくり、歩いていきましょう。
大丈夫!!!
優しいお言葉ありがとうございます; ;
がんばります!!