中国のキャッシュレスの恩恵を受けて、スマホだけ持ち歩いてお出かけしてたけど、バスや地下鉄に乗る時は交通カードが必要で、スマホとは別にカードを持ち歩くの面倒くさいなぁと思っておりました。
が!
iPhone XSをゲットしまして!
ようやく、北京の交通カード、一卡通を、iPhoneでも使えるようになりましたー!
(今まで対応していないiPhone SEを使っておりました。)
これで本当にスマホだけでお出かけできるようになりました!!!(感動)
今日は、もともと持っている交通カードの残高をiPhoneのウォレットに移す方法をご紹介します!
交通カードをiPhoneのウォレットに移せる条件
私が以前持っていたiPhone SEができなかったように、全てのiPhoneが対応しているわけではありません。
iPhoneで交通カードを使える条件は以下の通り。
・Face ID、Touch ID、またはパスコードが設定された iPhone 7、iPhone 7 Plus 以降
・iOS 11.3 以降
・Apple ID で iCloud にサインインしていること
・デバイスの地域が中国に設定されていること
・上海では、カード番号の前の文字が U の交通系 IC カード
・交通系 IC カードの残高が、北京では 25 RMB 以上、上海では 20 RMB を上回っていること
北京は残高が25RMB以上残っている必要があります。
※もしカードを持っていない場合、新たにカードを登録する場合はChina Union Pay デビットカードを Wallet に追加しておく必要があります。
交通カードをiPhoneのウォレットに移す方法
まずは
デバイスの地域が中国に設定されていること
を確認します。
iPhoneの【設定】→【一般】→【言語と地域】を選択し、【地域】を中国にします。
※言語は日本語のままで大丈夫です。
↓
その後、iPhoneにもともと入っている【ウォレット】というアプリ▼を開きます。
右上の【+】マークをクリック
↓
ここに出てくる【北京交通カード(ベータ)】をクリックします。
↓
もともと持っているプラスティックの交通カードから残高をiPhoneに移したいので、
【既存のカードから残高を転送】をクリックします。
↓
カード番号の下4桁を入力するように、と出てきます。
交通カードの、下4桁の数字を入力します。
↓
入力したら、右上の【次へ】をクリック
↓
次に利用規約が出てきますので、(中国語ですが)目を透して、【同意する】をクリック
↓
【残高の転送】と出てきます。
↓
こんな感じで、交通カードをiPhoneの下に置きます。
↓
【カードが追加されました】と出てくれば成功!
↓
Walletの説明が出てきます。
右上の【完了を】押せばOK。
↓
ウォレットに私がもともと持っていた交通カード(50.40元が入ってた)が追加されました!
交通カードのデポジットはどうなるか?
交通カードにはデポジットがあります。
カードを返せばデポジットは返ってきます。
ウォレットに交通カードを移した場合は、カードを返せば、デポジットの金額がウォレットに追加されるようです。
※プラスチックの交通系 IC カードの残高を Wallet に追加した後で、プラスチックカードを発行元に返却すれば、預り金(デポジット)が返金されます。
Wallet に残高を転送した際に差し引かれた 20 RMB の預り金は、Wallet の中に残っています。
この預り金は、北京市政交通カードまたは上海公共交通カードの専用 App を通じて返金手続きができます。
詳しくはデポジットを返したらまたブログでレポートしますね!
ウォレットに移行した北京交通カードの使い方
最初にウォレットに追加した交通カードはエクスプレスカードとして登録されます。
エクスプレスカードはICリーダーにタッチするだけで使えます。
何かのアプリを開いたり、Face IDまたはTouch IDを使う必要もないです。
さらに、iPhoneの充電がなくなった時も、最大5時間まで予備電力機能付きなので安心!!
これからはiPhoneでピッとするだけで地下鉄・バスに乗れます♪
新しいiPhone買って…よかった…♡
みなさまもどうぞお試しください!
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