ハルビンに行ってきました!
今回のハルビン旅行の目玉である冰雪大世界。
念願叶ってようやく行けました!!
冰雪大世界
1999年に始まった、ハルビン市主催の、氷と雪で作った彫刻の展示会。
雪が降り氷がはるハルビンのこの時期の気候を活かしたお祭りで、
ハルビンの冬の名物になっています。
今年(2017年12月〜2018年2月)は19回目にあたります。
2017年1月5日(酉年)の春晚(大晦日の紅白歌合戦的なテレビ番組)の会場のひとつにもなりました。
冰雪大世界HP→http://www.hrbicesnow.com/
チケット
チケットの定価は330元(約5,700円)。
飞猪,携程,去哪儿,驴妈妈,美团などネットやアプリで3時間前までに買うと310元。
▼上海ディズニーランドのチケットを買う時に見たアプリとほぼ一緒です。
私たちも上記ネットで買おうとしたのだけど、
中国人の身分証明書しか登録できず、外国人のパスポートでは購入できませんでした。
ということで、お得意の、現地に行ってダフ屋と交渉する、を決行!
入口に近づくたびに話しかけてくるダフ屋さんたち。
ネット/アプリで3時間前までに買った時の値段、310元でどう?と言ってきます。
2人で610元ならいいよ、と交渉したらOKが出ました。
ネットで買うより10元安く入れたー!(もっといけたかも…)
▼団体客の入口に連れて行かれました。
ダフ屋の皆様、安く買える団体チケットを買って、それを売って利益を得ていたわけですね。
勉強になります。←
団体の人数が集まるまでちょっと待たされたけど
彼らのオペレーションを観察できたので面白かったです(笑)
人が集まるまで待ってる間、ダフ屋のリーダー的なおっちゃんに、
そのカバンいいね〜どこで買ったの?その服じゃ絶対寒いよ〜とか、とか
ファッションチェックをされました。
ピーコか。
ようやく人が揃ったので、入場です!
マイナス30度に耐える服装
ちなみに私たちがハルビンに行ったのは、
冬の中でも一番寒いと言われる三九の時期(笑)
一九:2017年12月22日〜2月30日
二九:2017年12月31日〜2018年1月8日
三九:2018年1月9日〜1月17日
四九:2018年1月18日〜1月26日
五九:2018年1月27日〜2月4日
六九:2018年2月5日〜2月13日
七九:2018年2月14日〜2月22日
八九:2018年2月23日〜3月3日
九九:2018年3月4日〜3月12日
▼園内の看板。
「今マイナス32度だよ、すごいね!」と褒めてくれています(笑)
マイナス30度…
寒さに特別弱い私…
未踏の地やわ…
この時の私の服装ですが
■上半身
・ユニクロヒートテックのババシャツ
・ユニクロヒートテックのロンT
・もこもこパーカー
・ダウン
・ダウン(夫のを拝借してさらに重ねる作戦)
・背中、お腹にホッカイロ
■下半身
・ユニクロヒートテックのレギンス
・ユニクロの暖パン
■足元
・ヒートテック靴下
・両足裏にホッカイロ
・スノーブーツ
■頭部
・毛糸の帽子
・イヤーマフラー
・その上からダウンの帽子
という完全装備!
が、これでも寒かったです。
なにせ園内 足元が雪+氷なので
底冷えが半端ない!
ホッカイロ効いてんのか?と思うくらい足先の感覚なくなります…。
スノボするくらいの分厚いブーツとホッカイロは必須だなぁと思いました。
スニーカーはしみちゃうから寒いです。
やめるか、せめて防水スプレーなどかけておいた方が良いかと。
これから行かれる方の参考になれば。
スマホも寒さに弱い
やたらスマホの電池の減りが早くて、
冰雪大世界に入るとすぐに電源落ちました…。
え…写真…と思ったけども
SONYのカメラは優秀で無事でした!
ハルビンの人に聞いたら、
iPhoneのバッテリーは寒さですぐだめになるので
みんなHuawei使ってるよ〜とのこと。
この反省を活かして翌日からはスマホにホッカイロを貼りました(笑)
冰雪大世界とっても綺麗だった!寒い中行った甲斐マジである。
私史上最多のホッカイロ利用。全然あったかさ感じなくて(特に足裏)やっぱ中国のカイロだめかぁと思ってたら室内入ったらあつ!ってなってただ寒すぎなだけだった。
あとiPhoneは寒さでバッテリーやられるのでローカル民はHuawei多め。 pic.twitter.com/Utbg9pe9GD— bluebird🇯🇵@北京🇨🇳 (@Bluebird_Story_) 2018年1月12日
園内
いよいよ園内へ!
画像引用:冰雪大世界HP
▼階段も氷でできています。
おおおお氷+ライトアップでとっても眩しい!!
おおお
おおおおお
国際的なコンペティション
国际组合并比赛。
世界各国のチームが氷の彫刻を競う大会。
▼細かい作業、大変だっただろうなぁ。
▼いろんなテーマがありました。
▲テーマと作者と、何等か(一等、二等、三等)など書いてありました。
コンペティションの会場を出ます。
▼人と比べるといかに大きいかがわかります。
▼階段を登って上から景色を見ることもできますよ。
もう、ちょっと、
私の少ないボキャブラリーでは
この美しさを伝えられないから
あとはみなさま
写真をお楽しみください。
(諦めた)
▼滑り台で滑っています。楽しそう。
▼大仏さまも氷の上で鎮座。
▼氷の中の冰糖葫芦、色が鮮やかで綺麗。
1本10元です。
▼長い滑り台に並ぶ人々。
我々は氷点下30度の環境で、
1時間以上並んだら凍死するなと思ったので、
並びませんでした。
全国高校冰灯雕艺术
高校生や大学生や、先生方の作品が並んでいました。
ライトアップされていてとても綺麗です。
ここで作品を出していた子たちが将来ここに飾ってあるような大きな氷の彫刻を作るのかしら。
▼2017年の春晚(日本でいう紅白歌合戦)の会場のひとつとして使われた
北京の天壇公園の祈年殿を今年も展示しているそうです。
▼馬がソリを引く、という珍しい光景も。
▼ソリやスケートを楽しめるリンクもありました。
▲※写ってるのは私ではありません。
▼リアル「アナ雪」の世界。
▼トナカイさんがソリを引っ張っています。さっきの馬よりもしっくりくる!
彩雕馆
室内での展示。
あまりに外が寒くて逃げ込むも、そんなに暖かくはない。
作品が溶けちゃうのでそりゃそうです。
ここの作品は、外に展示してあるものとは違って、
雪や氷に着色したり飾りをつけていたりしたのだけど、
それがところどころ禿げていました(笑)
広告編
面白いなぁと思ったのは、
いろんな企業が広告として出品していたこと。
▼ハルビン名物 格瓦斯(パンでできた炭酸飲料水←意外にイケるのよ!)
▼大豆油の九三。
▼キッチンの华帝vatti
(知らない…)
▼いつもお世話になってます、ビールの雪花。
↓
▼裏のラベルもちゃんとしてる。材料などなど。
▼黑龙冰刀
スケートのメーカーかしら?
▼黑龙江のお酒 北大仓。(知らない…)
感想
もう、とにかく綺麗でした!
本当に行けてよかった。
中国に住んでるうちにハルビン行くべし!
そしてハルビン行くなら冰雪大世界やってる時期(つまり冬)に行くべし!!
でも、とにかく、めちゃくちゃ寒いから覚悟して行くべし!!
ネットで事前に調べてた時、2時間が限界だったっていうコメントを見て、
全身ホッカイロ貼りまくって行ったしもうちょっといけるやろと思いきや
本当に2時間が限界でした(笑)
でも、寒い寒い言いながら
綺麗な氷の彫刻を見るのも
なんとも幸せな時間でございました。
心の中は暖かい、的なね。
はいサムいーー!!
ということで冰雪大世界、
とってもおすすめです。
観光情報
住所:北区松花江北岸
バス:213路、125路、551路、552路、211路、126路、119路、29路、47路、80路
開園期間:2017年12月末〜2018年3月初(天気により変動します。)
営業時間:11:00〜21:30
チケット販売時間:11:00〜21:00
ライトアップの時間:16:00
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