中国生活のおかげで日本で今まで座れなかった優先席に座れるようになった話。中国では秒速で席を譲ります。

優先席 コラム

日本で妹と遊びに行くのに電車に乗っている時、優先席があいていたので座った。

すると妹に「お姉ちゃん優先席座るようになったんだね」と言われた。

はて。中国に来てから、中国に適応しようと必死だったのか、日本に住んでいた頃の記憶が薄れてしまっていてあまり覚えていない。

私、優先席座らなかったんだっけ?

妹曰く、優先席だろうがそうじゃなかろうが、あまり座らなかったらしい。

それってただ普通にオバタリアン化しただけでは!?と思ったのだけど、よくよく考えると優先席に座れるようになったのは中国生活の影響なような気がしてきた。

思い出してみるとたしかに、日本にいた時は、お年寄りが来た時に席を立って譲るのが面倒くさくて、優先席には座らなかった。

でも、中国に来てから変わった。

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中国では反射神経的に席を譲る習慣がある

中国では優先席に限らず、老人、子ども、妊婦さんに席を譲るのが当たり前で、もはや反射神経的に立っている。

一見ヤンキーみたいな格好のお兄ちゃんだろうが、スマホに夢中のギャルだろうが、お年寄りや子連れのママさんが乗ってきたのを見たその瞬間、すっと立ち上がって席を譲っているのである。

周りを全く見ていないと私が勝手に思っていた中国人さんも、お年寄りや子連れママさんに対しては鋭いセンサーを持っているなと思う。

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こういう習慣、お金関係なく出てくる優しさ、とってもいいなぁって思う。

周りがみんなそんな感じだから、自分も地下鉄に乗っているうちに、反射的に席を譲れるようになった。

スマホに集中していて私が立てなかった時は、隣の若者がとっさに立ったので、あぁ気づかなくてごめんなさいととっても申し訳ない気持ちになった。

中国(大陸)に住んで3年半くらい経ってこの習慣は完全に染み付いた。

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日本でも席を譲れるようになった

優先席

パッと席を譲る癖がついたから、日本で電車に乗っている時もすぐ立てるようになった。

席を譲ることのハードルがぐっと下がったから、優先席にも座れる。

優先席でもそうじゃなくても、必要そうな人が前に来たらすっと立てる自信があるから。

中国にいた時と同じスピードで立つと、もちろん日本では一番速いので、席を譲られた人はちょっとびっくりする。

「ありがとう」と言ってもらえると、このありがとうは私にこの習慣を植え付けてくれた中国人さんに贈りたいって思う。

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まとめ

中国は老人や子どもをとても大切にしていて、優先席などなくてもこぞって席を譲る習慣がある。

サービスレベルが低いだの拝金主義だの言われようとも、お金関係なく人に席を譲れる優しさが彼らにはある。

かたや日本では、サービスレベルが高いと言われていても、仕事を離れてプライベート空間になった途端他人に冷たくなる…。

母国を出て海外に住む日本人として、良いなと思った習慣はどんどん取り入れて日本に持って帰りたいなと思う。

もっと日本が、他人に寛容に、多様性を受け入れられる場所になったらいいなぁ。

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