《爱很美味》で素敵なセリフに出会ったよーという記事を書きましたが、今回も素敵なセリフのご紹介です。
今回は20話の、张含韵演じる方欣のセリフ。
小さい頃からかわいい優しいと言われてそだったおっとりめの方欣。
ずっと幸せだと思っていた5年の結婚生活は、夫の不倫によって壊れ、離婚することになります。
専業主婦だった方欣はブランクを経て仕事に復帰。
若い女性スタッフたちにおばさん扱いをされたり意地悪されながらも、相手を思いやる心のこもった企画、提案をして徐々に頭角を現していきます。
今回のセリフは大手ファッションブランド相手にウェディングドレスについてのプレゼンをするシーンから。
彼女の思い出話から始まるので少し長いですが、なかなかいいセリフなのでよかったら読んでみてください!
《爱很美味》より – 方欣の感動プレゼン「女性の一生」
中国語
在很久以前我在我很小的时候
我妈妈带我参加了一场婚礼
那是我人生当中第一次看见婚纱
我当时真的惊呆了
我觉得我从来没见过那么漂亮的衣服
我跟我妈说我想穿上它
但是我妈妈说婚纱只有在结婚的那一天才可以穿
因为结婚才是每一个女人一生当中最重要的一天
这是在我十二岁的那天
刚好也是我表姐的婚礼
我作为她的花童穿的衣服
从那一天开始我就一直梦想着
能够有一套自己的婚纱
但也是在我十二岁生日的那一天
我妈妈告诉我她要和我爸爸离婚了
我当时特别不能理解
好好地两个人就要这样分开了
那也是我人生当中第一次经历离婚
没想到第二次就轮到了我自己
在我决定给我这五年婚姻画上一个圆满句号的时候
那一刻我突然理解了我妈妈
理解了她当年做的那个决定
在那一刻对她来说是多么的艰难多么的重要
她的这个决定的重点不是说两个人为什么要在一起或者是分开
而是我们的未来属于我们自己的余生到底应该怎么过
所以在准备这个提案的时候我想到一件事情
就是我妈妈前两年又再婚了
但是她没有举办婚礼
于是我就打电话给她
我说妈你为什么不举办婚礼
其实我还挺想看你在穿上婚纱的样子的
然后我妈就说我跟你叔叔都是二婚嘛
就不要那么的招摇
妈妈现在其实就算穿上婚纱也没有当年那么漂亮了
因为妈妈确实是老了
但是我一直觉得她不是只有穿上婚纱的那一天才最漂亮
就比如说她决定离婚的时刻
她后来又重回校园去继续读书
然后拿到律师资格证的那一刻
后来我跟她说我要结婚了
然后我妈二话不说就把她所有的积蓄都打给我
她让我去买婚房
所以我们女人啊真的不可能一生顺畅
我们还要做很多很多的决定
但是我相信每一个女孩儿她们都梦想着能够穿上婚纱
因为我们都觉得这是我们一生当中最漂亮的一天
但也不是每一个女生她都梦想着结婚
因为后来的我们渐渐就意识到这人的一生当中
还有很多的时刻
还有很多的日子
它和结婚是一样重要的
我们应当有这个权利
有这个能力和勇气
让我们在自己漂亮的那一天
做出最重要的决定
你的人生当中
无论是哪一个阶段
可能刚大学毕业找到一份梦寐以求的工作
可能刚搬到一个城市区开始新的生活
又或者是像我一样刚鼓足了勇气去结束了自己五年的婚姻
当然你也可能设么都没做你只是离开了你原来的那个梦想
你不知道未来的路到底在哪里
女孩子们你们应该相信你自己
我们作为女性很不容易
但是我以身为女性而感到光荣
女人下定决心的那一天
就是她最美的一天
日本語
ずっと昔、まだ私が小さかった頃
母と一緒に結婚式に参加した。
その時、それまで見たことないキレイなウェディングドレスを見てひたすら驚いていた。
私は母に「私もドレス着たい」と言ったが、
母は、「ウェデイングドレスは結婚する日だけ着られるのよ」と言った。
なぜなら、結婚こそがすべての女性の一生のうち一番大切な一日だから、と。
(幼い頃の写真を見せながら)これは私が12歳になった日の写真。
ちょうどいとこの結婚式だった。
フラワーガールのドレスを着せてもらった。
その日から私はずっと、いつか自分のウェディングドレスを着たいと夢見ていた。
でも12歳になったその日、母は私に、「お父さんと離婚するんだ」と言った。
その時本当に理解できなかった。
あんなに仲よかった二人がなんで別れるんだろうって。
その時が私の人生で初めて離婚を経験した日になった。
まさか二回目が自分の離婚だとは思っていなかった。
5年の結婚生活に終止符を打つと決めた時
私は母の気持ち、母が決めたことの意味がようやくわかった。
あの瞬間は母にとって、どれだけ大変でどれだけ重要だったか。
母が決めたことは、二人が一緒にいるべきかとかなんで別れるのかとかそんなことではなくて、
私たちの未来、これからの人生をどう過ごしていくのかということ。
母は2年前に再婚した。
でも、結婚式は挙げなかった。
だから私は母に電話で
「なんで結婚式しないの〜お母さんがウェディングドレス着てる姿見たいのにー」と言った。
母は「彼と私は再婚だから、そんなに人に見せるものでもないのよ。それに着たとしてももう昔ほどキレイじゃないし」と言った。
確かに母は昔よりは老けたけれど、でも、私は、ウェディングドレスを着た日だけが彼女の一番美しい日だとは思わない。
たとえば彼女が離婚すると決めた時や
学校に行き始め弁護士の資格をとった日。
そして私が結婚すると言った日には
二言もなくすべての貯金を私に送ってきて
新居を買いなさいと言ってくれた時…
女性の人生が、一生順調なんてことは絶対にない。
私たちは本当にたくさんの決断をし続けないといけない。
でも私は、全ての女性が”ウェディングドレス”を着たいという気持ちがあるって信じてる。
だってそれを着た日が女性の人生で一番美しいって思っているから。
でも、全ての女性が結婚を夢見ているわけではない。
なぜなら、私たちはだんだん、長い長い人生が、一日一日が結婚と同じように大切だということに気づくから。
私たちはそう思う権利と、能力と、勇気を持って、大切な決断をしながら、美しい毎日を過ごしていく。
あなたの人生の中で、どの段階にいたとしても
たとえばそれは大学卒業して夢の仕事を見つけた時かもしれないし
新しい街に来て新しい生活を始めようとしているかもしれないし
私みたいに勇気を出して5年の結婚生活に終わりを告げているかもしれないし
自分がかつて描いていた夢から離れて、今は何もせずに、将来どこで何をしているかもわからない状態かもしれないけれど
女性たちは自分を信じるべき。
女性として生きていくのは簡単ではない。
でも、女性であることに誇りを持っている。
女性が何かを決めた日は、
人生で一番美しい一日。
女性の人生は毎日が美しい!ハレの日だけじゃない!
私がこのブログのタイトルにしているbluebird storyというのは、お察しの通り、童話「青い鳥」から来ています。
幼い頃に見た青い鳥をベースにした劇団四季の「ドリーミング」というミュージカルの中で、チルチルとミチルは、旅の途中寄った幸せの国で、ウェディングドレスを着たお母さんに出会います。
貧しくて、普段はボロボロの服を着ているけれど、この時はキラキラのドレスを着ているんですね。
あまりにも美しいので、その服は何でできているの?とミチルは聞きます。
お母さんは「キスと、抱っこと、優しいまなざしでできているのよ」と答えます。
(うろ覚えだけども)
普段はボロボロの服を着ているけれど、毎日キラキラと美しいものに囲まれているんだ、ということを示唆しているわけなんですね。
今回のドラマのセリフも、これに通じるなぁと思って感動しておりました。
特にいまインスタ映えがもてはやされる時代だけれど、ハレの日だけがすべてではなくて。
ハレの日だけが美しいわけではなくて。
地味かもしれないけれど、子に愛を注いでいる毎日とか、
みんなが祝ってくれるようなことでなかったり、悲しい出来事が起こってしまった日ですら
本当は毎日美しいんですよね。
つい見た目が派手な方に目がいってしまいがちだけれど、それだけじゃないよっていうことを思い出させてくれた素敵なセリフだったなぁと思います。
(今のところ←は予定はないけれど、将来自分が離婚をしたり苦しいことが起きた時に読み返したいなぁなんて思ったりもしました)
それにしても《爱很美味》、いいセリフが多い!!おすすめです!
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!!
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