《上海女子図鑑》、15話まで見終わりました。
主人公の罗海燕は公告業界で働いていますが、出会う年上の男性方に、ビジネスにおいて大事なことを教わって、どんどん成長していきます。
なかなか良いこと言うなぁ（＆こういう中国語すっと話せるようになりたいなぁ）と思いながら見ていました。
自分の生活にも活かしたい。
今日は９話と15話から2つほどご紹介。
9話
罗海燕が足をひねった時に助けてくれた闲哥（まぁ後でいろいろあるんだけど）に、クライアントにプレゼンを気に入ってもらうにはどうしたらいいか、選んでもらうにはどうしたらいいか、ということを相談するシーン。
闲哥：
那你觉得服务一个客户
最重要的部分是什么？
「クライアントさんを担当する時
何が一番重要だと思う？」
罗海燕：
把创意做好，服务做好，活动做好
不就应该是这样子吗？
「アイディアが面白くて、しっかり対応して、やり遂げることじゃないの？」
闲哥：
人不是机器的程序
不是每一部分都做好
就一定会出来正确的结果
「人は機械のシステムとは違うから。
全ての過程をきちんとやれば
必ず正確な結果が出てくる、というものじゃない。」
这样吧
创意 服务 活动
这些都是商业的往来
也是你们应该做的
如果你们光靠这个东西
留住客户的话
那么只要有一家性价比
比你们高的广告公司出现
或者性价比跟你们差不多
但是客户比较喜欢他们
这样的竞争对手
也会把你们客服抢走
「こう考えてみてよ。
良いアイディアがあって、ちゃんと対応して、ちゃんとやり遂げて、
っていうのはビジネス取引の基本であって、
やらなきゃいけないことだと思うけど、
それだけに頼ってクライアントさんをつなぎとめようとするなら
もしあなたたちよりコスパの良い会社が現れたら、
或いは、コスパがあなたたちの会社と同じくらいだけど
クライアントさんがその会社のことが好きだったら
競争相手にクライアントさんをとられてしまう。」
所有的生意
都是人与人之间的关系
公对公的关系好破
私交就不好破
「全てのビジネスは
人と人との関係で成り立っている。
ビジネスとしての関係は壊れやすいけど
人同士のつながりは切れにくい。」
如果一个客户
你服务了十年
还是公对公的关系
你不觉得自己很失败吗？
你想想
你到底想跟你的客户
是什么样的关系
「もしあるクライアントを
10年担当していて
それでもまだビジネスの関係だったら
それは失敗だと思わない？
クライアントと、どんな関係でいたい？」
クライアントとは一定の距離をとっておきたい私だけど（笑）、それでも人と人のいい関係が築けているなぁという人とはやっぱりお仕事も続く気がする。
こういう考え方は中国ではもっと色濃いんだろうな。
中国は、日本以上に、お仕事で知り合った人とはプライベートもがっつり絡んでいる気がします。何か困ったことがあったらお互い助け合う、みたいなこともよく見ます。
日本人として中国人とビジネスをする際には、頭に入れておきたい概念です。
15話
画廊で出会った林立と話すシーン。
罗海燕は、いつか、会社を辞めて好きなことをしてみたいんだと林立に話します。
やって見ればいいじゃん！と言う林立に対して、罗海燕は「まだ準備ができていない」と返します。
准备永远也做不好
你听我的
想好了 就去做
很多机会都是在
变化中产生出来的
「準備はいつになっても終わらないよ。
僕を信じて。
思ったのなら、もう始めちゃいなさい。
チャンスは往々にして
変化の中で生まれるものだから。」
これを聞いて、本当にそうだなぁと。
準備なんていつまでたっても完璧にできないんだから、始めちゃえ〜！
やりながら考えていけばいいよね。
って、励まされていましたよ。
《上海女子図鑑》は《北京女子図鑑》と違った雰囲気で、違いを見つけながら見ていくのが面白いです。
それでは今日はこの辺で！
再见ヽ('∀`○)ノ♡
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