今日はHSK6級の文法選択問題によく出てくる有がつく動詞について!
有、具有、拥有、占有の違い、わかりますか??
目的語によってうまく使い分けましょう。
有、具有、拥有、占有の使い分け
有
具体的なものを所有している場合に使います。
有房子,有汽车など。
具有、具备
jù yŏu、jù bèi
抽象的なもの、例えば経験(经验)、興味(兴趣)、能力などを持っている、と言いたい場合には「具有」「具备」を使います。
口語ではもちろん有でもOK。
例)他具有丰富的经验。
拥有
yōng yŏu
「誰の」「誰が」というのを強調したい時に使います。
例1)他拥有一家公司,两家超市。
(彼は会社ひとつと、スーパーマーケットを経営している。)
例2)他拥有年轻,智慧,帅气的外表,他拥有一切。
(彼は若くて、頭が良くて、格好良くて、何でも持ってるなぁ。)
例3)他拥有一双深邃(shēnsuì)的眼睛。
(彼は思慮深い目をしている。)
占有、占据
zhàn yŏu、zhàn jù
地位や位置にいることを示す時に使います。
例1)敌人占有了我们的家园。
(敵が私たちの家を占領した。)
例2)三星手机占有了三分之一的手机市场。
(サムスンの携帯はスマホ市場の3分の1を占めている。)
例3)他们公司多年来一直占据着第一的位置。
(彼らの会社は長い間ずっと一位の座を保っている。)
以上です。
目的語によって上手に動詞を使い分けましょう。
特に、抽象的なものを持っている、という時、具有や具备を使えたらかっこいいですね。
口語では「有」で十分だと思いますが、試験などの书写(ライティング)の時などぜひ使ってみてください。
おまけ
HSK対策は、過去問を解くのが一番効率良い勉強法です。
それでは今日はこの辺で!
再见ヽ('∀`○)ノ♡
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