「你好」と「谢谢」以外全く中国語がわからずに北京に来てしまった2013年の私。
(大学時の二外はドイツ語でした…何も覚えとらん。)
北京は英語が全く通じず、その割に日本以上に店員さんとお客さんのやりとりが多かったり、道端で知らない人が突然話しかけてきたり…と、中国語がわからないと本当に生活が不便でした。
(中国人は話好き!)
しかも外見は中国人とほぼ区別がつかないからか、外人なのに相手からは「中国人だろう」という期待値で話しかけられるので、話せないと「挙動不審な中国人」と思われる(笑)
こういう時西欧の外人さんが羨ましかったです。
金髪のお姉さんが「谢谢」と言っただけで中国人は「おぉぉ中国語うまいね〜」となるから(笑)
いつも行ってたスーパーでは必ず「会員カードありますか?」「袋いりますか?」と中国語で聞かれるのだけど、当時はもちろん何を言っているかわからないので答えられず無視してしまって気まずくなって…スーパーに行くことさえ怖かったです。怖くて外に出たくない状態が続きました。
北京では中国語ができないと生きていけない、と気づき、急いで中国語の勉強を始めました。
私は大学には通わず、夫が大学留学時代に通っていた語学学校に行きました。
▼通ったのは地球村!
汉语会话301
汉语会话301 教科書
学校の初心者クラスで最初に使った教科書は中国語教育の権威、北京語言大学出版社発行の汉语会话301句。
上と下があります。
クラスメイトは多国籍だったので、英語版を使いました。文法の説明が中国語と英語で書かれています。
先生は中国人で、英語が喋れないので基本は中国語で、時々補足は単語レベルの英語で教えてもらいました。
結果的にはこれがすごくよかったかなと思っています。
日本語⇄中国語を頭の中で変換するのではなく、最初から中国語だけで聞き取り、中国語で考えられるようになりました。
中国語は最初の発音が何よりも大事!
学校では1ヶ月以上発音をみっちり習いました。
今見ると、こんなことやってたんだなぁと懐かしいです。
▼挨拶から買い物で必要な会話まで、実用的な会話が多めなのがおすすめポイント。
教科書の名前の301というのは、初心者が最初に習うべき301の言い回し(定型文)が載ってるよ、というところから来ています。
▼上巻は20章あって、その中に140の定型文が入っています。
▼下巻は141から始まって
▼301まで。
汉语会话301 問題集
▼練習帳(問題集)つき。
授業で習った範囲の問題集が宿題として出たので、これもきっちりやりました。
▼漢字の練習。日本人は問題ないですが、アルファベット圏のクラスメイト達は苦労してました。私は日本では使わない簡体字をこの問題集で練習しました。
▼教科書で習った定型文の復習。
買う方法
基本的には、こういうテキストは中国で買った方がずっと安いです。
中国に来て勉強される方は、語学学校や、大学の本屋さんで買えます。
私が買った2013年はテキスト1冊 38元(631円※レートは2017年7月現在)、問題集は42元(698円)でした。
今は値上がりしている可能性がありますが、それでも日本の値段の半分くらいだと思います。
日本で勉強される方は本屋さんやネットでも買えます。
中国語がわかるようになると、入ってくる情報量がぐっと増えるので、中国生活が嘘みたいに面白くなります。
中国語学習は最初が肝心!自分のペースで着実に進めていきましょう。
それでは今日はこの辺で!
再见ヽ('∀`○)ノ♡
Comments
中国に来て2ヶ月!
いまだに中国語勉強してない私はいつもスーパーで袋いる?に答えられるず、とっとと自分の持って来た袋に買った物を入れてしまう感じです(◞‸◟)
midoriさん
コメントありがとうございます!
袋いる?って聞かれてるんだなぁということがわかっていれば大丈夫です!
私は最初の頃それすらもわからず完全に挙動不審でした…(笑)