去年出会った20代のお友達とお話していて、喜多川泰さんの本を読んで自分の人生が好転した、と言っていて、気になっていたところ、別のお友達が読んでよかった!と教えてくれたので、読みました。
『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』という本。
どんなジャンルかもわからないまま読み始めました。
読んでみると、ちょっと小説っぽい!?
ここ最近はもっぱらビジネス本や育児本ばかりで、小説なんて読めていなかったなぁ。
寝る前の30分、読んでみました。
なんか、小説を読む時間って、贅沢だなぁって。
直接すぐ役に立つわけでも生活の効率がよくなるわけでもないけど、豊かってこういうことだなぁって。
いい時間をもてているなぁと嬉しくなりました。
この習慣、もうちょっと続けたいなと。
この本、最初は普通の小説かな?と思ったのだけど、人生において大切なことがたくさん書かれていて。もはや自己啓発本でした。
高校生が主人公なのだけど、その親の世代が高校生の時からどう意識を変えて頑張ってきたかがベースに書かれていて、その間の世代である私は両方わかる気がして、ちゃんと感情移入できました。
コロナ禍で、なかなか思うようにならない日々だけど、コロナのせいにせず、できることをしっかりやっていこうと思える、いい本でした。
このタイミングで読めたのは、何かのお導きなのかも。
今日は本の中から、ここは覚えておきたい!娘が大きくなったら教えてあげたい!と思った名言をまとめておきたいと思います(^^)
時間なくて全部は読めない〜という人も、ここだけでも読んで人生の役に立ててもらえたら嬉しいです。
『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』の名言
人のせいにせず自分で努力すること
人間、辛いことや苦しいこと、思うようにいかないことがあると、それが原因でダメになっちゃう人と、それが原因で成長する人がいるんだって。
ダメになる人は、自分ではない誰かや何かのせいにする人。
自分は悪くない。悪いのは相手だとか、例えばライバルがいるのが悪いとか、時代が悪いとか…とにかく、苦しいことや思うようにいかないことは、自分以外の誰かが悪いから起こったんだって考える人は、それが原因でダメになっちゃうんだって。せっかく大きく成長できるチャンスを捨てて生きてるようなもんだって。だから、何度も何度も同じ苦しみや辛さがやってきて、最終的にはその苦しみに負けて人生を台無しにしてしまう人すらいるって。
「すごい」と言われている人は、端で見ていると、自然と努力できたり、苦労せずに結果を出しているように見えるが、実は誰よりも絶望的な自分の才能のなさと、日々戦っているのかもしれない。そして、弱くて、負けそうになる自分をギリギリのところで抑えながら、それを周りに見せないで笑っているのかもしれない。
人は努力と釣り合いのとれた成果を手にしたときしか安心してそれを享受できない
心の中にはいつも天秤を用意しておいて、片方の皿に、志望校合格とか、自分の手に入れたいものを置く。そうして、反対側の皿の上に、努力を積み重ねていく。そうすると、そのふたつが釣り合うときがやってくる。そのとき初めて自分の手に入れたいものが手に入る。
僕は努力をする。だから、それにふさわしいものを与えてください。
(略)
それ以上でも嫌だ。それ以下でも嫌だ。
自分の努力にふさわしいものが、自分の将来に手に入るそんな生き方をしたい。
そして、それが与えられることを信じている。
(略)
僕は、自分のやってきたことにふさわしい人になりたい。
人間は、努力と釣り合いのとれた成果を手にしたときしか、安心してそれを享受できない
実力不相応の結果は、いっとき、そいつを幸せの絶頂まで連れて行ってくれるかもしれないが、必ずそれによって苦しむ日々がやってくるってことだ。それに、釣り合いのとれない天秤のままで何とか自分の欲しいものを手に入れられないかと願う人は、それだけ人にだまされる可能性も高くなる。
努力し続けるためには
朝起きるだろ。そうしたらまず心に決めるんだ。今日だけは、今日一日だけは、負けないし逃げない。今日だけは、自分が手に入れたいものにふさわしいと自分で納得ができる生き方をする。一日が終わるときに、今日みたいな過ごし方をしている奴は、嫌でも自分の欲しい合格が手に入るんだろうなぁと、自分でも納得できる一日にする。そう心に決めるんだ。そして、そんな一日が送れたら、合格への道は半分来たも同じだ。一日できる奴には、ずっと続ける力が必ずある。今日一日すらできない奴には、一生チャンスはない。
それでも苦しくなるなら
自分の未来に恋をしろ!
目標を抱くと、やらなきゃいけないことは当然増える。その増えたやらなきゃいけないことを、我慢しながら、苦しみながら何年も続けることは、誰にとっても苦痛でしかない。
でも、実際に努力を続けて、それを手にするふさわしい人になった人にとって、それは苦痛ではなかったのかもしれない。なぜなら彼らは、自分が恋した未来に近づくためなら、やってくるどんな困難も笑顔で受け入れただろうからな。
やらなきゃいけないことに苦しめられるんじゃない。そんなこと、試練でも何でもないと思えるほど、大好きな未来を持ってみろ。
以上、『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』の(勝手にまとめた)名言でした!
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